1927年、ムルナウの出版者であり、シュタッフェルゼーボーテン紙の編集者でもあったヨーゼフ・フュルストは、デューナベルク17番地に庭園付きのカフェ、いわゆるフュルシュタルムを開店しました。フュルストは自宅の隣に、エマヌエル・フォン・ザイドルに別館を建てさせました。 フュルシュタルムは、オドン・フォン・ホルヴァートとラヨシュ・フォン・ホルヴァート兄弟をはじめとする多くの人々のお気に入りの場所となりました。 1929年1月15日、友人ロッテ・ファーに宛てた手紙の中で、オドン・フォン・ホルヴァートはフュルシュタルムを「バイエルンアルプスの北端で最も美しい場所」と表現しています。 ベルリンで書いたこの手紙の中で、彼はこう述べています。「…フュルシュタルムに行きたい。君とチェスがしたいんだ。」第二次世界大戦後、フュルシュタルムは住宅に転用され、1970年に解体されました。 天井のシャンデリアの一部であった様々な大きさの彩色された木像8体が保存されています。フュルシュタルムの内部を写した写真には、荷馬車の車輪の上に2体ずつ立っている木像が、今はもう残っていない彫刻された木と交互に並んでいる様子が見られます。大きい4体と小さい4体の木像は、それぞれ農村部の人々の様々な性格や職業を表しています。